「病気にならないための健診」の提供を
このたび、TIMC TOKYOの院長に就任いたしました浅原孝之です。
私はこれまで循環器医療や再生医療の分野に携わってまいりましたが、今後はこの豊洲という新たな地で、皆さまの「健康を守る入り口」としての健康の在り方を見つめ直し、より本質的な予防医療を実現していきたいと考えています。
TIMC TOKYOは、従来の「病気を見つける健診」ではなく、「病気にならないための健診」を提供することを理念に掲げています。そのためには、単なる検査の提供にとどまらず、受診者一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添った、オーダーメイド型の予防プログラムを設計・提案することが必要不可欠です。
当センターでは、医療機関としての専門性と信頼性はもちろんのこと、ホテルのようなホスピタリティあふれる空間と接遇を大切にしています。快適で上質な空間で、安心して健診を受けていただけるよう、細部にわたり配慮を尽くしております。また、受診後の結果説明やフォローアップについても専門スタッフが丁寧に対応し、皆さまがご自身の健康と真剣に向き合える環境を整えてまいります。
さらに、私自身が長年取り組んできた再生医療や未病研究の知見も活かし、先進的な医療技術と予防医学の融合にも挑戦していきます。これからの健診は、単なる“チェック”ではなく、人生を豊かにする“投資”の一つです。その価値を体感していただけるセンターを目指し、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
TIMC TOKYO 院長 浅原 孝之
院長 浅原 孝之 略歴
1984年 | 東京医科大学卒業、救命救急部、循環器内科に勤務 |
1991年 | 同大第二内科助手 |
1993年 | ボストンのタフツ大学に留学 Elizabeth’s Medical CenterのJeffrey M Isner教授のもと、血管新生・遺伝子治療の基礎・前臨床研究を進める。 |
1995年 | タフツ大学助教授 |
1997年 | Science誌に骨髄由来の血管内皮前駆細胞の存在を確認したことを発表。 血管内皮前駆細胞の機能解析・分化過程の研究を発展させ、現在は幹細胞の器官再生機序の解明およびその医療応用をメインテーマに活動。 |
2000年 | 東海大学医学部総合医学研究所 助教授~2002年まで |
2002年 4月 | 東海大学医学部基盤診療学系再生医療科学 教授~2021年3月まで |
2003年 | 先端医療センター再生医療研究部 部長~2005年まで |
2003年 | 日理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 幹細胞医療応用研究チームリーダー~2008年まで |
2005年 | 先端医療センター研究所 副所長・先端医療センター血管再生研究グループリーダー~2012年まで |
2021年 4月 | 湘南鎌倉総合病院 湘南先端医学研究所・副センター長、予防医学センター・未病治療診断部部長、再生医療センター・細胞培養ゲノム細胞解析室室長 |